聖句配信  毎日「神」聞 (7月) 

                     

                      ※は森嶋牧師のコメントです


★今週のテーマ 「失ってから気付く」

7月30日(月) 詩編68編7節

      神は孤独な人に身を寄せる家を与え 捕われ人を導き出して清い所に住ませてくださる。

        大きなものを失う人はいますが、同時に、その人を助ける神もおられます。


7月31日(火) 申命記28章12節

     恵みの倉である天を開いて、季節ごとにあなたの土地に雨を降らせ、あなたの手の業すべてを祝福される。

        失ったものがあれば、得たものもあります。見えないものに気付くことこそ、価値のある人生だと思います。

8月1日(水) ヨブ記 37章13節

      懲らしめのためにも、大地のためにも そして恵みを与えるためにも 神はこれを行わせられる。

        何かを失うことは罰のように思います。しかし、それが恵みへの計画だと信じたいです。

8月2日(木) ルカによる福音書1章30節

    すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。

        マリアは思いがけず男の子を産み、その子の死も経験しました。でも、恵みであることに変わりないと信じたのです。

8月3日(金)ヨハネによる福音書1章16節

     わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。 

        この方、イエス・キリストは命を与えるほどに豊かだったのです。命を失うのではなく、変えられるのだという希望があったのです。

8月4日(土) ローマの信徒への手紙5章20節

      しかし、罪が増したところには、恵みはなおいっそう満ちあふれました。

        失ったところに喜びがあふれ、欠けた部分に慰めがあふれ、私たちは信仰と言う希望があることに気付くのです。


★今週のテーマ 「み言葉の食卓」
※7月22日は和気教会と講壇交換を行いました。み言葉の食卓を共に囲みました


7月23日(月) 創世記1章31節

      神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。

        それぞれが完成しているという意味ではなく、それぞれが関り合って良さを産み出すのです。創造は組み合わせの豊かさなのです。


7月24日(火) 詩編23編5節

     わたしを苦しめる者を前にしても あなたはわたしに食卓を整えてくださる。

        神さまのみ言葉は力をくださいます。希望することを教えて下さいます。

7月25日(水) コヘレトの言葉10章19節

      食事をするのは笑うため。

        お腹を満たすだけではなく、みんなが笑顔になるために共に食べるのです。食卓に笑顔を。

7月26日(木) マタイによる福音書6章31節

    だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。

        何を食べるかと言うよりも、誰と食べるかが大切です。食べる友がいることは幸せです。

7月27日(金)コリントの信徒への手紙一10章17節

     パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つの体です。皆が一つのパンを分けて食べるからです。 

        1つの物を分け合うことで互いを大切にします。心が満たされているから分け与えるのです。

7月28日(土) ヘブライ人への手紙4章12節

      神の言葉は生きており、力を発揮し、どんな両刃の剣よりも鋭く、精神と霊、関節と骨髄とを切り離すほどに刺し通して、心の思いや考えを見分けることができるからです。

        神さまの言葉は人の罪を明らかにし、それを取り除き、その人自身の良さを引き出します。


★今週のテーマ 「祈りによるいやし」
※7月15日は湖山教会の花の日でした


7月16日(月) イザヤ書35章1節

      荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ 砂漠よ、喜び、花を咲かせよ 野ばらの花を一面に咲かせよ。

        暑さの中で疲れていてはいけないと言い聞かせます。ひまわりのように、笑顔で進みたい。


7月17日(火) 民数記17章 23節

     明くる日、モーセが掟の幕屋に入って行き、見ると、レビの家のアロンの杖が芽を吹き、つぼみを付け、花を咲かせ、アーモンドの実を結んでいた。

        どのような人にも「花」は咲きます。神様がその時を与えて下さいます。

7月18日(水) ホセア書14章6節

      露のようにわたしはイスラエルに臨み 彼はゆりのように花咲き レバノンの杉のように根を張る。

        しっかりと信仰に根をもっていれば、恐ろしい嵐が来ても吹き飛ぶことはありません。

7月19日(木) マタイによる福音書6章28節

    なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。

        花は生きる場所を選べません。ただ、ひたすらに花を咲かせようと努力します。その姿が美しいのです。

7月20日(金)使徒言行録16章13節

     安息日に町の門を出て、祈りの場所があると思われる川岸に行った。そして、わたしたちもそこに座って、集まっていた婦人たちに話をした。 

        祈りの場所は人が集まり、語る場所です。祈りは人をつなぐ力です。

7月21日(土) ローマの信徒への手紙12章12節

      希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。

        祈りは希望を探すひと時。神様を見上げ、神様の声をきき、神様の指し示すものを考えます。


★今週のテーマ 「見ないようにする時代に」

7月9日(月) 詩編138編6節

      主は高くいましても 低くされている者を見ておられます。遠くにいましても 傲慢な者を知っておられます。

        私たちの生きる社会に、隠されて見えないところで苦しむ人々がいます。そこに神の光が届きます。


7月10日(火) エゼキエル書17章24節

     主であるわたしが、高い木を低くし、低い木を高くし、また生き生きとした木を枯らし、枯れた木を茂らせることを知るようになる。

        枯れていた木が生き返るように、傷ついた人がいやされて生きる力を神様が与えられます。

7月11日(水) イザヤ書32章3節

      見る者の目は曇らされず 聞く者の耳は良く聞き分ける。

        私たちの視野が狭くなり、遠くの声を聞き逃していることを聖書は気付かせてくれます。

7月12日(木) マルコによる福音書8章23節

    イエスは盲人の手を取って、村の外に連れ出し、その目に唾をつけ、両手をその人の上に置いて、「何か見えるか」とお尋ねになった。

        触れてみてわかることがあります。見えないものをみるために、人のぬくもりを大切にしたいです。

7月13日(金)マタイによる福音書6章22節

     「体のともし火は目である。目が澄んでいれば、あなたの全身が明るい」 

        見すごす社会になりつつあります。関心を注ぐ目を持ちたいと思います。

7月14日(土) 使徒言行録10章34節

      そこで、ペトロは口を開きこう言った。「神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました。 」 

        世界が作られた頃、人種も国家もありませんでした。「壁」を造ったのは人間でした。

★今週のテーマ 「言葉は種」

7月2日(月) 詩編91編3節

      神はあなたを救い出してくださる 仕掛けられた罠から、陥れる言葉から。

        言葉は落とし穴でもあり、言葉は刃でもあり、言葉は心の栄養にもなります。


7月3日(火) コヘレトの言葉5章1節

      焦って口を開き、心せいて 神の前に言葉を出そうとするな。神は天にいまし、あなたは地上にいる。言葉数を少なくせよ。

        今日一日をふり返り、言葉の1つ1つを思い出します。余計なひと言よりも、静かに受け入れることができたかを。

7月4日(水) 箴言12章25節

      心配は人をうなだれさせる。親切な言葉は人を喜ばせる。

        相手のミスが見える時、それを包むような言葉を神様が与えて下さい。

7月5日(木) 2マタイによる福音書4章4節

    イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』 と書いてある。」

        忙しい毎日の中で、神の言葉を失っていることがあります。神様の声を今日も聞かせて下さい。

7月6日(金)ローマの信徒への手紙10章8節

     「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。」 

        神様は近くにいて下さいます。それに気付くことが出来ますように。小さくなった神様に。

7月7日(土) テモテへの手紙二2章9節

      この福音のためにわたしは苦しみを受け、ついに犯罪人のように鎖につながれています。しかし、神の言葉はつながれていません。 

        神の言葉をつなぐことも、殺すこともできません。自由に風のように私たちの中を吹いています。