聖句配信  毎日「神」聞 (3月) 

                     

                      ※は森嶋牧師のコメントです



おはようございます。
★今週のテーマ 「ゆっくりと、しかし、確実に」


3月26日(月) 詩編37編39節

      主に従う人の救いは主のもとから来る 災いがふりかかるとき 砦となってくださる方のもとから。

        時計の長い針がゆっくりと動くように、神様の御手もゆっくりと、しかし、確実に届くと信じたい。


3月27日(火) ゼカリヤ書9章9節

      見よ、あなたの王が来る。彼は神に従い、勝利を与えられた者 高ぶることなく、ろばに乗って来る 雌ろばの子であるろばに乗って。

        ろばの歩みは遅い。それは、ゆっくりと、しかし、確実に神様の助けが来ることを、救いを待つ心構えを教えてくれる。

3月28日(水)ヨブ記11章12節

      生まれたときには人間も ろばの子のようなものだ。しかし、愚かな者も賢くなれる。

        神様は不思議にも、役に立たない存在を際立たせて、賢いと思っている者に忠告を与えられる。

3月29日(木) マルコによる福音書11章3節

     『主がお入り用なのです。すぐここにお返しになります』と言いなさい。

        小さな私にも、大きなことをするチャンスがやってくる。神様がその時に呼んでくださると思うと、うれしくなります。 

3月30日(金)フィリピの信徒への手紙2章8節

      へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。 

        今日は受難日です。十字架を背負うキリストの顔は絶望ではなく、勇気に満ちていたと信じています。
※受難日とは、キリスト教の暦ではキリストが十字架にかけられた日です。


3月31日(土) コリントの信徒への手紙一1章18節

      十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です。 

        十字架は弱さのシンボルです。弱さを弱さだと思う人と、弱さの中に強さを見つける人とで、生きる方向が大きく変わります。十字架はその分岐点です。


★今週のテーマ 「脇役人生」


3月19日(月) コリントの信徒への手紙一3章6節

      わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。

        卒業と巣立ちの3月です。見えないところ、知らないところで人は育ちます。その見えない努力を神様は知っておられます。


3月20日(火) マルコによる福音書10章43~44節

      あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。

        働くことを、はた(他人の意味)をらく(楽の意味)にすると言います。自分のために生きること以上に、誰かのために生きることなのです。

3月21日(水)エフェソの信徒への手紙6章7節

      人にではなく主に仕えるように、喜んで仕えなさい。

        最も小さな者にすることこそ、神様にお返しすることです。

3月22日(木) ペトロの手紙一2章16節

     自由な人として生活しなさい。しかし、その自由を、悪事を覆い隠す手だてとせず、神の僕として行動しなさい。

        自由であれば思いのままに生きます。だからこそ、自分を脇役にして、神様に委ねなければなりません。 

3月23日(金)ヤコブの手紙1章12節

      試練を耐え忍ぶ人は幸いです。その人は適格者と認められ、神を愛する人々に約束された命の冠をいただくからです。 

        試練の中で神様に出会い、神様と共に歩むことで忍耐を学びます。

3月24日(土) ローマの信徒への手紙5章3~4節

      そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。 

        今は苦難しか見えません。しかし、最後には希望に変わります。生きるとは、そう信じることなのです。

★ 今週のテーマ 「輝く日が来る」

3月12日(月) 詩編18編29節

      主よ、あなたはわたしの灯を輝かし 神よ、あなたはわたしの闇を照らしてくださる。

        明るい朝がやってきました。昨日の不安、恐れを太陽の光が包んでくれます。


3月13日(火) ヨブ記37章21節

      今、光は見えないが それは雲のかなたで輝いている。

        今、希望は見えないが、それは確かにある。気付かないかたちで与えられている。

3月14日(水)イザヤ書43章4節

      わたしの目にあなたは価高く、貴く わたしはあなたを愛し あなたの身代わりとして人を与え 国々をあなたの魂の代わりとする。

        誇れるものがない私でも、神様は大切な一人としてみておられる。出来が悪いほど可愛がってくださる。

3月15日(木) マルコによる福音書9章3節

     服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。

        愛されていることを伝えるなら、それはどんな物よりも人を輝かせます。 

3月16日(金)コリントの信徒への手紙二4章6節

      「闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。 

        暗い顔をしてはキリストを悲しませるでしょう。自分よりも苦しむ人へと十字架が導きます。

3月17日(土) マタイによる福音書5章16節

      あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。 

        大きなことではなく、小さなことに心を配るなら、そこに光をともします。


★ 今週のテーマ 「白と黒の世界」


3月5日(月) 詩編19編14節

      あなたの僕を驕りから引き離し 支配されないようにしてください。そうすれば、重い背きの罪から清められ わたしは完全になるでしょう。

        白い自分と黒い自分。その自分を背負いながら生きています。でも、黒い方はキリストが背負ってくれています。


3月6日(火) コヘレトの言葉12章1節

      青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。

        若さと愚かさは一体です。でも、それに気付く機会がある人は幸いです。

3月7日(水)コヘレトの言葉12章7節

      塵は元の大地に帰り、霊は与え主である神に帰る。

        終わりがあるからこそ、美しいのです。限りがあるからこそ、尊いのです。

3月8日(木) マルコによる福音書8章33節

     あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。

        空を見上げて神様を思います。空から見た自分を想像すると、悩んでいることがちっぽけに思えます。 

3月9日(金)ルカによる福音書22章32節

      しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。 

        間違ったことをしても、戻る道が用意されています。その失敗を友人のために活かせばいいのです。

3月10日(土) ペトロの手紙一3章9節

      悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです。 

        祝福とは赦しのことです。私たちは赦されたからこそ、赦す意味を知っています。