聖句配信 毎日「神」聞 (10月)
※は森嶋牧師のコメントです
★今週のテーマ 「病と信仰」
10月29日(月) 詩編38編12節
疫病にかかったわたしを 愛する者も友も避けて立ち わたしに近い者も、遠く離れて立ちます。
病によって遠ざかる人がいます。しかし、病によって出会う人も、また、います。神さま、感謝します。
10月30日(火) イザヤ書38章10節
わたしは思った。人生の半ばにあって行かねばならないのか 陰府の門に残る齢をゆだねるのか、と。
始めることよりも、終わることの方が難しいものです。ただ、考えを変えることはできます。終わるのではなく、完成するのだと。
10月31日(水) エレミヤ書10章19節
ああ、災いだ。わたしは傷を負い わたしの打ち傷は痛む。しかし、わたしは思った。「これはわたしの病 わたしはこれに耐えよう。」
これは私の病、これは私の十字架。他の誰にかに任せられないもの、私の一部、それが病だというのです。
11月1日(木) ヨハネによる福音書11章4節
「イエスは、それを聞いて言われた。「この病気は死で終わるものではない。神の栄光のためである。神の子がそれによって栄光を受けるのである。」
病気で終わるものもあれば、病気で始まるものもあります。暗闇の中でこそ、希望の光は強く輝きます。
11月2日(金)ヤコブの手紙5章16節
だから、主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。
病む時、その人は祈りによって覚えられています。病む時、愛される練習を受けるのです。
11月3日(土) ルカによる福音書10章9節
その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。
病とは体の異変であると共に、死への恐怖そのものです。だからこそ、神の国という希望は病に打ち勝つ唯一の力になるのです。
★今週のテーマ 「幸いを見つけよう」
10月22日(月) 詩編41編2節
いかに幸いなことでしょう 弱いものに思いやりのある人は。災いのふりかかるとき 主はその人を逃れさせてくださいます。
幸せがいつも隠れています。損だと思うことでも、そんなことはないという思いから、心の虫眼鏡を使ってみましょう。そん(損)なことはないと。
10月23日(火) 箴言13章7節
富んでいると見せて、無一物の者がいる。貧乏と見せて、大きな財産を持つ者がある。
さて、問題です。富んでいる人が持っていなくて、貧しいが人が持っているものは何?私は、ありがとうと言う言葉だと思いました。
10月24日(水) 申命記8章16節
それは、あなたを苦しめて試し、ついには幸福にするためであった。
「それは」という言葉は私が経験してきたことを指しているように思います。幸いと不幸は紙一重なのでしょう。
10月25日(木) 1:マタイによる福音書5章3節
「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。」
この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。(マザー・テレサ)
10月26日(金)コリントの信徒への手紙二6章10節
悲しんでいるようで、常に喜び、貧しいようで、多くの人を富ませ、無一物のようで、すべてのものを所有しています。
本当の貧しさは孤独です。だからこそ、人につながっているだけで、豊かになれるのです。
10月27日(土) ヤコブの手紙2章5節
わたしの愛する兄弟たち、よく聞きなさい。神は世の貧しい人たちをあえて選んで、信仰に富ませ、御自身を愛する者に約束された国を、受け継ぐ者となさったではありませんか。
聖書はいつも神さまの視点を教えてくれます。私たちの考えをひっくり返すような驚きを与えます。
★今週のテーマ 「小さな嘘、大きな痛み」
10月15日(月) 詩編5編9節
主よ、恵みの御業のうちにわたしを導き まっすぐにあなたの道を歩ませてください。
何が恵みか、分からない時があります。その時にすぐ分からなくても、後になって、実が熟するように、恵みだと分かるのだと信じています。
10月16日(火) イザヤ書45章8節
天よ、露を滴らせよ。雲よ、正義を注げ。地が開いて、救いが実を結ぶように。恵みの御業が共に芽生えるように。わたしは主、それを創造する。
乾いた心に、神さまの言葉が注がれ、私の根っこが元気になり、また、笑顔の実を結ぶことができます。
10月17日(水) ホセア書10章12節
恵みの業をもたらす種を蒔け 愛の実りを刈り入れよ。新しい土地を耕せ。主を求める時が来た。ついに主が訪れて 恵みの雨を注いでくださるように。
乾いた大地に雨が注がれるように、疲れの中にあっても、友の笑顔が元気をくれます。
10月18日(木) ルカによる福音書22章61節
主は振り向いてペトロを見つめられた。ペトロは、「今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われた主の言葉を思い出した。
小さな嘘をペトロは隠しませんでした。聖書に書き残したのは、それが大きな痛みとなり、教訓となったからでしょう。
10月19日(金)ローマの信徒への手紙3章24節
ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。
今日も一日が与えられました。これほど大きな恵みがありません。感謝、感謝。そう思います。
10月20日(土) ペトロの手紙一2章19節
不当な苦しみを受けることになっても、神がそうお望みだとわきまえて苦痛を耐えるなら、それは御心に適うことなのです。
ウソをついたペトロはその痛みに耐えながら、弱さを受け入れてくださる神を信じたのでした。
★今週のテーマ 「福音の前進」
10月8日(月) 詩編19編4~5節
話すことも、語ることもなく 声は聞こえなくてもその響きは全地に その言葉は世界の果てに向かう。
伝わらないという不安があります。でも、人と人をつなぐのは神さまですから、ありのままを話せば大丈夫なのです。
10月9日(火) 出エジプト記19章5節
今、もしわたしの声に聞き従い わたしの契約を守るならば あなたたちはすべての民の間にあって わたしの宝となる。世界はすべてわたしのものである。
私たちが宝物だと言ってくださる方がおられます。命がすべて宝と思える世界になってほしいです。
10月10日(水) イザヤ書48章16節
わたしの魂は夜あなたを捜し わたしの中で霊はあなたを捜し求めます。あなたの裁きが地に行われるとき 世界に住む人々は正しさを学ぶでしょう。
神さまを探し求める中で多くの出会いがあります。その中で神さまを知ることがあります。
10月11日(木) マルコによる福音書16章15節
それから、イエスは言われた。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。
雨が降りました。この雨のように、福音がすべての命に降り注がれているようにと祈ります。
10月12日(金)ローマの信徒への手紙1章8節
まず初めに、イエス・キリストを通して、あなたがた一同についてわたしの神に感謝します。あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられているからです。
少し大げさかもしれませんが、今日も、一人ひとりの生きる姿によって全世界に福音が前進しているのです。
10月13日(土) ヘブライ人への手紙11章3節
信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉によって創造され、従って見えるものは、目に見えているものからできたのではないことが分かるのです。
私たちは見えない神さまによって造られ、見えないつながりによって、互いに信頼するのです。
★今週のテーマ 「冷たい接吻」
10月1日(月) 詩編4編7節
恵みを示す者があろうかと、多くの人は問います。主よ、わたしたちに御顔の光を向けてください。
9月は雨の多い一月でしたが、新しい10月は恵みの光でいっぱいになることを願います。
10月2日(火) 申命記4章7節
いつ呼び求めても、近くにおられる我々の神、主のような神を持つ大いなる国民がどこにあるだろうか。
見えない神様は遠くにおられるように思いますが、祈る時にそばに立っているのです。
10月3日(水) イザヤ書48章16節
わたしのもとに近づいて、聞くがよい。わたしは初めから、ひそかに語ったことはない。事の起こるとき、わたしは常にそこにいる。
分からないことは神さまに聞いてみよう。祈りの中で真実に近づきたい。
10月4日(木) マルコによる福音書14章45節
ユダはやって来るとすぐに、イエスに近寄り、「先生」と言って接吻した。
近くにいても気持ちが通じていないと不幸です。神さまが心の架け橋になってください。
10月5日(金)ローマの信徒への手紙10章8節
「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。」
神さまを近くに感じることが出来れば不安なことはありません。心が温かくなります。
10月6日(土) エフェソの信徒への手紙3章12節
わたしたちは主キリストに結ばれており、キリストに対する信仰により、確信をもって、大胆に神に近づくことができます。
距離を取り、様子を見ることは簡単です。神様の助けによって近づいてつながることが出来るのだと思います。