聖句配信  毎日「神」聞 (7月) 

                     

                      ※は森嶋牧師のコメントです



★ 今週のテーマ 「『いいね』ひと言のちから」

7月31日(月) 詩編34編4節

      わたしと共に主をたたえよ。ひとつになって御名をあがめよう。

        今日も暑いです。体は水分と塩分を。心には神聞(しんぶん)を。ひまわりのような元気を与えて下さいひとつにならないと簡単なことも進みません。神様の御前に立ち、謙遜をもってお互いを受け入れたいと思います。


8月1日(火) 箴言30章25節

      蟻の一族は力はないが 夏の間にパンを備える。

        ちいさな蟻(あり)は積み重ねこそ、大切であることを教えます。せっせと、小さなことに忠実でありますように。

8月2日(水) アモス書8章11節

      わたしは大地に飢えを送る。それはパンに飢えることでもなく 水に渇くことでもなく 主の言葉を聞くことのできぬ飢えと渇きだ。

        のどが渇けば水を飲めばいいですが、魂が渇けば何を得ればいいのでしょうか。生きることに疲れ、渇くこと、それが現代の熱中症でしょう。

8月3日(木) マタイによる福音書8章13節

      そして、百人隊長に言われた。「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」

        イエス様のひと言です。その人の願いを受け入れ、希望を持って生きる姿を応援しています。 

8月4日(金)ルカによる福音書7章50節

      イエスは女に、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われた。 

        立派なクリスチャンでもなく、聖書をよく理解しているわけでもない。それでも、この弱い信仰を励ましてくださいます。

8月5日(土) ローマの信徒への手紙12章 14節

      あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません。 

        「いいね」というひと言。良いとか悪いとかの判断ではなく、相手を受け入れる言葉。相手に寄り添う祝福の言葉。

★ 今週のテーマ 「恵みのスプリンクラー」

7月24日(月) 詩編143編6節

      あなたに向かって両手を広げ 渇いた大地のようなわたしの魂を あなたに向けます。

        今日も暑いです。体は水分と塩分を。心には神聞(しんぶん)を。ひまわりのような元気を与えて下さい。


7月25日(火) 箴言25章25節

      渇いた喉に冷たい水、遠い地からの良い便り。

        こんな日に、あの人はどうしているかな。手紙やはがき、メールでも、あなたの思いを知って元気になる人が、きっといます。

7月26日(水) 創世記28章11節

      ヤコブはその場所にあった石を一つ取って枕にして、その場所に横たわった。

        夜、眠ることが出来るのも神様のおかげです。平安と守りをありがとうございます。今日も、セミに負けずがんばります。

7月27日(木) マタイによる福音書16章18節

      あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない。

        岩のようなわがままで頑固な部分も、神様にかかれば強い信仰の土台に変わります。 

7月28日(金)ガラテヤの信徒への手紙5章22節

      これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、 柔和、節制です。 

        何かをしてあげなくてもいいと思います。少し余裕があればいいと思います。一人でも、受け入れる心の余裕が。

7月29日(土) テモテへの手紙一3章15節

      神の家とは、真理の柱であり土台である生ける神の教会です。 

        理屈ではなく、「家族なんだから」という一言で落ち着くことがあります。何かあれば、「神の家族なんだから」と思うとすっきりします。

★ 今週のテーマ 「扉をたたく勇気」
※7月16日は花の日・子どもの日礼拝でした。

7月17日(月) 詩編103編15節

      人の生涯は草のよう。野の花のように咲く。

        人の命も神様から見れば花のように短いでしょう。それでも、今日の光、今日の雨を豊かにくださいます。


7月18日(火) イザヤ書35章1節

      荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ 砂漠よ、喜び、花を咲かせよ 野ばらの花を一面に咲かせよ。

        仕事に、家庭に、自分を出し切ってカラカラになっているみなさん。その渇きが求めるもの、それが神さまの言葉です。そして、み言葉の元気を分けていきましょう。

7月19日(水) イザヤ書40章8節

      草は枯れ、花はしぼむが わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。

        変わっていくものと変わらないもの。神さまの言葉は中心にあって、私たちは離れたり、近づいたりして、あるべき場所を探しているのです。

7月20日(木) マタイによる福音書7章7節

      求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。

        求めることは悪だと考えることがあります。探すよりも新しいものの方が楽に手に入ります。門をたたくよりも通り過ぎる方を選んでしまいます。真っすぐに生きるようにと言われている気がします。 

7月21日(金)ヨハネの手紙一2章 11節

      兄弟を憎む者は闇の中におり、闇の中を歩み、自分がどこへ行くかを知りません。闇がこの人の目を見えなくしたからです。 

        朝であっても、夜のように暗い気持ちの人がいます。闇は少しずつ広がります。心のカーテンを開けて、にっこり、おはよう。闇をふきとばしましょう。

7月22日(土) コリントの信徒への手紙二4章6節

      「闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。 

        心に闇がない人はいません。それを打ち明けたいと願いながら苦しんでいます。教会の扉をたたく勇気が全ての人に与えられますように。

★ 今週のテーマ 「神さまの天秤」
※7月9日は部落解放祈りの日でした。差別は、私たちのそばに、私たちの中にあることに気を付けたいと思います。

7月10日(月) イザヤ書61章1節

      打ち砕かれた心を包み 捕らわれ人には自由を つながれている人には解放を告知させるために。

        福音の原点は解放です。人を縛るのではなく、解き放つのです。そうして、自分自身をも解放するのです。


7月11日(火) ローマの信徒への手紙6章22節

      あなたがたは、今は罪から解放されて神の奴隷となり、聖なる生活の実を結んでいます。行き着くところは、永遠の命です。

        神さまの向き合う時にこそ、命を強く感じます。そうなれば、他者を憎むということが愚かなことであると気付きます。

7月12日(水) 詩編52編9節

      「見よ、この男は神を力と頼まず 自分の莫大な富に依り頼み 自分を滅ぼすものを力と頼んでいた。」

        私たちの弱さとは、自分の利益のために大切なものでも天秤にかけてしまうことです。自分を失っては何の意味があるでしょう。

7月13日(木) ルカによる福音書 16章13節

      「あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」

        日々、消しゴムのように自分をすり減らしている。だからこそ、神さまの言葉で自分を満たしたい。 

7月14日(金)マタイによる福音書6章20節

      富は、天に積みなさい。 

        賢い者は富を蓄えることを考えるが、より賢い者は富を用いることを考えている。

7月15日(土) ルカによる福音書5章28節

      彼は何もかも捨てて立ち上がり、イエスに従った。 

        神の愛を知ることで私たちは憎しみから解放され、全てを手放すことができます。失うのではなく、手放すということを知るのです。

★ 今週のテーマ 「ささげる気持ち」

7月3日(月) 創世記8章20節

      ノアは主のために祭壇を築いた。そしてすべての清い家畜と清い鳥のうちから取り、焼き尽くす献げ物として祭壇の上にささげた。

        人類で初めてのささげもの。神さまに「ごめんね」という気持ちが込められていました。ゆるしの印として空に虹がかかりました。


7月4日(火) 詩編75編2節

      あなたに感謝をささげます。神よ、あなたに感謝をささげます。御名はわたしたちの近くにいまし 人々は驚くべき御業を物語ります。

        忘れやすいからこそ、感謝という言葉をくり返しているように思います。神さま、今日も、朝をありがとうございます。

7月5日(水) 箴言21章3節

      神に従い正義を行うことは いけにえをささげるよりも主に喜ばれる。

        人は見えるものにこだわります。ささげるものの大きさや量を気にします。神さまはその気持ちを見ておられます。

7月6日(木) マタイによる福音書5章24節

      その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。

        イエスさまは神さまのことと生活のことをつなげて考えておられました。受け取る側の気持ちを教えてくださいます。 

7月7日(金)ローマの信徒への手紙12章1節

      自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。 

        教会という建物は老朽化しますが、信仰のつながりは、赦しによって立て直され、和解によってより強くなります。

7月8日(土) コリントの信徒への手紙二5章19節

      つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。 

        赦された喜びを知るからこそ、赦すことができるのです。十字架のキリストから私たちは託されているのです。