聖句配信  毎日「神」聞 (2月) 

                     

                      ※は森嶋牧師のコメントです



来週の聖句の掲載が担当者の都合により遅くなります。どうぞよろしくお願いします。

★ 今週のテーマ 「逆風に向かう小舟」

2月27日(月) 詩編55編 23節

      あなたの重荷を主にゆだねよ 主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え とこしえに動揺しないように計らってくださる。

        人生は航海にたとえられる。多くの重荷を背負いすぎて前に進めない時、そっと、祈りの中で神様に舵をゆだねる。


2月28日(火) 創世記9章13節

      すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。

        突然の嵐のように、不幸は向こうからやって来ます。しかし、嵐の後に虹が生まれるように、逆境の中でつよい絆も生み出されます。

3月1日(水) 詩編94編19節

      わたしの胸が思い煩いに占められたとき あなたの慰めが わたしの魂の楽しみとなりました。

        教会は一週間ごとに到着する港のようです。荷物をおろし、目標を見直し、新しい気持ちをのせてまた、出発します。

3月2日(木) マタイによる福音書14章26節

      弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。

        嵐の中で混乱した弟子はイエス様を幽霊だと見間違えました。混乱の中にいる時、しばしば、味方を敵だと思い違いするのです。

3月3日(金) ヨハネの手紙一4章18節

      愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。なぜなら、恐れは罰を伴い、恐れる者には愛が全うされていないからです。

        何よりも、私たちの中にある恐れが敵になります。その恐れに立ち向かうのが、十字架の愛です。

3月4日(土) コリントの信徒への手紙二8章2節

      彼らは苦しみによる激しい試練を受けていたのに、その満ち満ちた喜びと極度の貧しさがあふれ出て、人に惜しまず施す豊かさとなったということです。

        ました。「どのような時にも、神の愛の中にいることを忘れてはなりません一つの困難が去っても、また、次の困難がやってきます。それを試練だと思い、キリストも苦しまれたことを覚え、苦しみを励ましに、痛みを優しさに変えるのも人間です。

★ 今週のテーマ 「ここは憐みの満ちる場所」

2月19日は教会創立67周年でした。

2月20日(月) 詩編42(‐43)編5節

      わたしは魂を注ぎ出し、思い起こす 喜び歌い感謝をささげる声の中を 祭りに集う人の群れと共に進み 神の家に入り、ひれ伏したことを。

        67年とは、神様との歩みの時であり、信仰の問いかけの時であり、私たちの交わりの時でした。神様、教会をありがとうございます。


2月21日(火) マタイによる福音書18章20節

      二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。

        創立者の愛唱聖句です。小さなグループが神様の祝福を受けて今の教会になりました。初めはいつも小さな一歩です。

2月22日(水) 創世記1章31節

      神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。

        宣教師エルダー先生から受けた聖句。鳥取での伝道は簡単ではありませんでした。だからこそ、その中に神様の働きを見たのです。

2月23日(木) ローマの信徒への手紙9章24節

      神はわたしたちを憐れみの器として、ユダヤ人からだけでなく、異邦人の中からも召し出してくださいました。

        私たちは神様が造られた1つ1つの作品です。どれほど失敗作のように見えても、一人一人が大切な存在なのです。それを伝えるのが教会です。

2月24日(金) 使徒言行録20章7節

      週の初めの日、わたしたちがパンを裂くために集まっていると、パウロは翌日出発する予定で人々に話をしたが、その話は夜中まで続いた。

        長い歴史の中で教会はパンと葡萄酒を大切にしてきました。喜びも、悲しみも、互いに分け合い、励まし合って進んでいくためでしょう。

2月25日(土) フィリピの信徒への手紙4章6節

      どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。

        神様から頂いたこの教会を、将来にも残したいという希望があります。信仰の先達、有田先生は言い残されました。「どのような時にも、神の愛の中にいることを忘れてはなりません」


★ 今週のテーマ 「未完の人生」

記録的な大雪に驚いています。一週間、守られますように。

2月13日(月) 詩編19編8節

       主の律法は完全で、魂を生き返らせ 主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。

        ルールとは時として、人を守るものから傷つけるものになる。命を守り、魂を生き返らせるものことが、ルールのあるべき姿だ。


2月14日(火) ハバクク書1章4節

      律法は無力となり 正義はいつまでも示されない。神に逆らう者が正しい人を取り囲む。たとえ、正義が示されても曲げられてしまう。

        どれほどすぐれた法律があろうとも、それを実行するのは人間である。そして、人間に完全はない。

2月15日(水) ミカ書7章18節

      あなたのような神がほかにあろうか 咎を除き、罪を赦される神が。神は御自分の嗣業の民の残りの者に いつまでも怒りを保たれることはない 神は慈しみを喜ばれるゆえに。

        律法はそれ自体では未完成である。赦しがあって完成する。だが、赦すことが難しい。それができるのは神様のみ。

2月16日(木) マタイによる福音書5章17節

      「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。

        決まりごとが守れなくなった時こそ、何が大切かを考える時である。新しい秩序によってお互いの理解はより深くなる。

2月17日(金) ヨハネによる福音書8章7節

      しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」

        完全な人間は一人もいない。しかし、自分が正しいと思っている時にそのことを忘れることがある。

2月18日(土) マタイによる福音書22章 37~39節

      イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』 これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』

        未完成な私だからこそ、神様は心を与えてくださった。自分を大切にし、相手を思いやることができるように。


★ 今週のテーマ 「たとえに込められたもの」

2月6日(月) 詩編103編22節


       主に造られたものはすべて、主をたたえよ 主の統治されるところの、どこにあっても。わたしの魂よ、主をたたえよ。

        天候が荒れますね。寒さに負けず、神さまの喜びの中で一週間を始めましょう。喜ぶことがない時、賛美は私たちの力です。


2月7日(火) イザヤ書6章10節

      この民の心をかたくなにし 耳を鈍く、目を暗くせよ。目で見ることなく、耳で聞くことなく その心で理解することなく 悔い改めていやされることのないために。

        聖書の言葉を聞いていても理解できない時があります。そのような時も、神様の計画にあるようです。すべては神様の御手の中なのです。

2月8日(水) イザヤ書29章18節

      その日には、耳の聞こえない者が 書物に書かれている言葉をすら聞き取り 盲人の目は暗黒と闇を解かれ、見えるようになる。

        理解できない時があれば、それが理解できる時もあります。悩みの中で神様と語り合いながら、いつか、理性の光が差し込みます。

2月9日(木) マタイによる福音書13章34節

      イエスはこれらのことをみな、たとえを用いて群衆に語られ、たとえを用いないでは何も語られなかった。

        伝わらない言葉は雑音のようです。言葉を投げるドッジボールではなく、キャッチボールに。イエス様は、常に会衆を愛して語られました。

2月10日(金) ローマの信徒への手紙14章13節

      つまずきとなるものや、妨げとなるものを、兄弟の前に置かないように決心しなさい。

        自分で分かっていても相手に伝わらないことがある。ささいなことに説明することも、配慮になってくる。

2月11日(土) コリントの信徒への手紙一14章11節

      だから、もしその言葉の意味が分からないとなれば、話し手にとってわたしは外国人であり、わたしにとってその話し手も外国人であることになります。

        外国人のような言葉を使ってないか日々を反省する。相手が受け取れる言葉を、受け取れるタイミングで伝える。少しでも、イエス様の愛を分けてください。