聖句配信 毎日「神」聞 (10月)
※は森嶋牧師のコメントです
★ 今週のテーマ 「心が頑固」
10月30日(月) 創世記2章18節
主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」
ある人は、一人で生まれ、一人で死ぬと言います。しかし、神様は命のつながりの中に命が生まれるようにされました。
10月31日(火) 詩編1編3節
その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び 葉もしおれることがない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。
今日も命を与えられていることに感謝です。その喜びが周りに少しでも広がりますように。
11月1日(水) 出エジプト記10章1節
主はモーセに言われた。「ファラオのもとに行きなさい。彼とその家臣の心を頑迷にしたのは、わたし自身である。」
頑固な時、自分が王様のようにふるまいます。神様はそんな自分の愚かさに気付かせてくださいます。
11月2日(木) マルコによる福音書10章5節
イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、このような掟をモーセは書いたのだ。」
たくさんのルールがあります。でも、大切なのは心を開いて受け入れることなのでしょう。
11月3日(金)マタイによる福音書13章4節
蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。
道端の土は固いです。色々な人に踏まれて心も固くなります。そうすると言葉の種も無駄になります。
11月4日(土) コリントの信徒への手紙二9章10節
種を蒔く人に種を与え、パンを糧としてお与えになる方は、あなたがたに種を与えて、それを増やし、あなたがたの慈しみが結ぶ実を成長させてくださいます。
私たちは神様から見えない種を受けています。恵みと言う種を互いに与え合えればと思います。
★ 今週のテーマ 「備えあれば憂いなし」
※10月22日は地区講壇交換で橋原先生が来られました。
10月23日(月) 創世記22章8節
アブラハムは答えた。「わたしの子よ、焼き尽くす献げ物の小羊はきっと神が備えてくださる。」二人は一緒に歩いて行った。
「きっと神が備えてくださる」そう言いながら、今日も一日を歩みたい。
10月24日(火) 詩編37編23節
主は人の一歩一歩を定め 御旨にかなう道を備えてくださる。
私の願うようにではなく、神様の願うように歩むこと。それが恵みです。
10月25日(水) コヘレトの言葉10章10節
なまった斧を研いでおけば力が要らない。知恵を備えておけば利益がある。
研くとは知ることだと書かれています。相手を知り、自分を知り、神様を知ることです。
10月26日(木) ヨハネによる福音書7章6節
そこで、イエスは言われた。「わたしの時はまだ来ていない。しかし、あなたがたの時はいつも備えられている。 」
誰かがやるものだと思っていると進みません。神様はその日、その時、あなたの動く時を備えています。
10月27日(金)コリントの信徒への手紙一10章13節
あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。
立ち向かう時もあれば、逃げる時も必要です。逃げる道も神様が準備されていると思いましょう。
10月28日(土) コリントの信徒への手紙二5章1節
わたしたちの地上の住みかである幕屋が滅びても、神によって建物が備えられていることを、わたしたちは知っています。人の手で造られたものではない天にある永遠の住みかです。
災害のために避難訓練があるように、最後の時のために信仰という準備が必要になります。
★ 今週のテーマ 「よくなりたいか」
※10月15日は特別集会で樋野興夫先生が来られました。
※樋野先生の講演会で学んだことを、森嶋なりに解釈して送ります。
10月16日(月) ヨハネによる福音書5章6節
イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。
イエス様は病気ではなく、人を見ておられる。薬ではなく、生きる喜びを与えられる。
10月17日(火) マタイによる福音書6章3節
施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。
良いことをする時に何かを言われて気にしなくていいんです。心の声に従うままに。
10月18日(水) 詩編62編2節
わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある。
怒る人を前にしては、ひと言も話さず、ただ、下を向き、申し訳なさそうにお茶を飲む。それでいい。
10月19日(木) コリントの信徒への手紙一13章13節
それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。
人は何もかも忘れてしまうけれど、それでも残るものが教育なのです。
10月20日(金)ヨハネによる福音書1章41節
彼は、まず自分の兄弟シモンに会って、「わたしたちはメシア――『油を注がれた者』という意味――に出会った」と言った。
大切なのは3つです。良い教師に出会い、良い友に出会い、良い本に出会うことです。時に、本は友にも、先生にもなります。
10月21日(土) 1:マタイによる福音書25章 8節
愚かなおとめたちは、賢いおとめたちに言った。『油を分けてください。わたしたちのともし火は消えそうです。』
人生はピンチヒッター。指揮者の小澤 征爾さんは有名な指揮者が休んだ時のピンチヒッターとして世に出ました。神様も「あなたの時」を用意しています。
★ 今週のテーマ 「どうぞ、お先に」
10月9日(月) 詩編50編1節
主は、御言葉を発し 日の出るところから日の入るところまで 地を呼び集められる。
神様の声を聞いて、一人ひとりが違いを超えてつながる。出会いは神様の導きの中で起こる。
10月10日(火) 詩編22編23節
わたしは兄弟たちに御名を語り伝え 集会の中であなたを賛美します。
賛美の歌は私たちを押し出してくれます。歌声の中で喜びをみつけるからです。
10月11日(水) マタイによる福音書21章16節
『幼子や乳飲み子の口に、あなたは賛美を歌わせた』
平和だからこそ、子どもたちは歌います。戦いの歌ではなく、賛美の歌を。
10月12日(木) ヤコブの手紙5章13節
あなたがたの中で苦しんでいる人は、祈りなさい。喜んでいる人は、賛美の歌をうたいなさい。
苦しい時の祈りが希望の賛美に変えられます。神様に何でも相談しましょう。
10月13日(金)マタイによる福音書20章16節
このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。
誰が先になり、誰が後になるかは神さま次第です。そして、それが時にかなって美しいことを私たちは知るのです。
10月14日(土) ヘブライ人への手紙13章15節
だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。
賛美は心を掃除します。ふさぎこんだ気持ちに風が流れ、悪い自分を吹き飛ばし、神様を真ん中にするために。
★ 今週のテーマ 「何も持たないで」
※10月1日は世界聖餐日でした。各国の教会がこの日を覚えて聖餐をしました。
10月2日(月) 申命記24章19節
畑で穀物を刈り入れるとき、一束畑に忘れても、取りに戻ってはならない。それは寄留者、孤児、寡婦のものとしなさい。こうしてあなたの手の業すべてについて、あなたの神、主はあなたを祝福される。
私たちの世界には持つ者と持たない者が存在します。神様はその間に出会いを作られます。
10月3日(火) 詩編22編27節
貧しい人は食べて満ち足り 主を尋ね求める人は主を賛美します。いつまでも健やかな命が与えられますように。
不思議なことですが、豊かな人ほど欠乏し、貧しい人ほど満足を知っています。感謝することに神の恵みがあります。
10月4日(水) 申命記15章11節
この国から貧しい者がいなくなることはないであろう。それゆえ、わたしはあなたに命じる。この国に住む同胞のうち、生活に苦しむ貧しい者に手を大きく開きなさい。
貧しい人はすぐ近くにいる。大切なのは知識ではなく、その直感なのです。
10月5日(木) ルカによる福音書14章15節
食事を共にしていた客の一人は、これを聞いてイエスに、「神の国で食事をする人は、なんと幸いなことでしょう」と言った。
何も持たない人が受け入れられる。それが神の国の食卓なのでしょう。
10月6日(金)ローマの信徒への手紙14章17節
神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。
パンとぶどう酒は、見えないつながりの証です。この世界を1つの食卓で囲もうとするチャレンジです。
10月7日(土) コロサイの信徒への手紙2章10節
あなたがたは、キリストにおいて満たされているのです。
神様の恵みを十分に受けていると知ることこそ、生きている意味なのです。