聖句配信  毎日「神」聞 (8月) 

                     

                      ※は森嶋牧師のコメントです



★ 今週のテーマ 「神さまに招かれて」 

★ 8月31日(月)   創世記 13章18節

              アブラムは天幕を移し、ヘブロンにあるマムレの樫の木のところに来て住み、そこに主のために祭壇を築いた。

               ※礼拝と生活とは、聖と俗のような別世界ではなく、声が届く身近な関係だと思います。礼拝に呼ばれる声を聞き、
  
                 生活を続けるための励ましを聞くのです。
             


★ 今週のテーマ 「支えられ、生かされ」 

★ 8月29日(土)  コリントの信徒への手紙Ⅱ 6章2節

              「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」と神は言っておられるか

               らです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。

               ※立派なキリスト教徒になる必要はありません。そのままでいいのです。足りない部分に恵みが与えられ、今のまま
  
                で神の国に招かれるのです。

★ 8月28日(金)  ヤコブの手紙 5章8節

              あなたがたも忍耐しなさい。心を固く保ちなさい。主が来られる時が迫っているからです。

               ※私たちの信仰は束ねることによって力を発揮します。語り合い、打ち明け合って互いを支えているのです。

★ 8月27日(木)  コリントの信徒への手紙Ⅰ 1章8節

              主も最後まであなたがたをしっかり支えて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、非のうちどころのない者にしてく

               ださいます。

               ※信じることとは、我が手に真実を得たのではなく、神の手に身を委ねたということだと思う。

★ 8月26日(水)  イザヤ書 33章6節

              主はあなたの時を堅く支えられる。知恵と知識は救いを豊かに与える。主を畏れることは宝である。

               ※神さまは、私が知る前から私の事を知り、生まれる前から生きる道を備えておられた。それを知っていれば何も

                 いらない。

★ 8月25日(火)  ネヘミヤ書 9章21節

              四十年間、あなたが支えられたので 彼らは荒れ野にあっても不足することなく 着物は朽ち果てず、足もはれること

               がなかった。

               ※神さまはそれぞれの人に苦しみの期間を与えられる。苦しみの中で、確かな信頼を見つけ、生きる希望を輝かせ

                 るために。

★ 8月24日(月)  詩篇 145章14節

              主はたおれようとする人をひとりひとり支え うずくまっている人を起こしてくださいます。

               ※振り返ると、倒れ込んだ事も多くあったが、起き上がれなかったことはなかった。その時、支える手が常にあった。


★ 今週のテーマ 「人の怒りは正義をうみださない」 

★ 8月22日(土)  ローマの信徒への手紙 12章19節

              愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。「『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』と主は言

               われる。」と書いてあります。
 
               ※怒りの手を振り下ろす前に、思い返す一瞬を、神さま、与えてください。取り返しが付かなくなる前に。

★ 8月21日(金)  ヤコブの手紙 1章20節

              人の怒りは神の義を実現しないからです。
 
               ※自分の怒っていることが常に正しいのではないかもしれない。神さまを前にして自分を絶対化していることに気付
                 
                 く。そして、神の正しさを求める対話が始まる。

★ 8月20日(木)  マタイによる福音書 2章16節

              さて、ヘロデは占星術の学者たちにだまされたと知って、大いに怒った。そして、人を送り、学者たちに確かめておい

               た時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた二歳以下の男の子を、一人残らず殺させた。
 
               ※ヘロデは王さまでした。王さまも人間です。一人の過ちが多くの命を奪います。歴史を学ぶことと、歴史を活かす

                 ことの違いを感じています。

★ 8月19日(水)  詩篇 62章11節

              暴力に依存するな。搾取を空しく誇るな。力が力を生むことに心を奪われるな。
 
               ※力をふるうことは簡単で、すぐに効果があり、相手を押さえつけた快感があります。小さな暴力は大きくなり、心の

                 スキを大きくします。

★ 8月18日(火)  箴言 30章33節

              乳脂を絞るとバターが出てくる。鼻を絞ると血が出てくる。怒りを絞ると争いが出てくる。
 
               ※昔の人々はユーモアの中に人の性を描いています。怒りによって価値あるものが生まれるでしょうか。

★ 8月17日(月)  創世記 4章6節

              主はカインに言われた。「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。」
 
               ※怒りは会話を終わらせます。言葉が伝わらないと力に頼ります。それが戦争の根本です。

    


★ 今週のテーマ 「言葉だけによらず」 

★ 8月15日(土)  ローマの信徒への手紙 10章8節

              「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。」これはわたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なので

               す。
  
               ※平和を語る人に武器はない。でも、言葉に神様の力が宿ると信じている。言葉の矢が、敵意を持つ心をつらぬく時がく

                 ることを。

★ 8月14日(金)  使徒言行録 15章36節

              「さあ、前に主の言葉を宣べ伝えたすべてのまちへもう一度行って兄弟たちを訪問し、どのようにしているのかを見て来よ
  
               うではないか。」
       
               ※ただ一度、言葉を伝えるだけでなく、どう変わったかを見守り、いつも花に水をそそぐように、人に言葉をかけ続ける

                 必要がある。

★ 8月13日(木)  ルカによる福音書 9章2~3節

              神の国を宣べ伝え、病人をいやすために遣わすにあたり、次のように言われた。「旅には何も持って行ってはならない。」
       
               ※言葉を伝えるために必要なものは多くない。願う心、行動する意思、そして、神様にゆだねる信頼のみ。

★ 8月12日(水)  ヨブ記 3章5節

               ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。
       
               ※ニネベの町に神の言葉を伝えたヨナ。声が届くとは思わなかった。町全体が変わるとは思わなかった。

★ 8月11日(火)  イザヤ書 40章9節

               高い山に登れ 良い知らせをシオンに伝える者よ。

               力を振るって声をあげよ 良い知らせをエルサレムに伝える者よ。

               声をあげよ、恐れるな ユダの町々に告げよ。
       
               ※「恐れることはありません」と聖書は励まします。人々の前で平和を伝える時に、その言葉に神さまの力が宿ると信じ

                 て。

 ★ 8月10日(月)  詩篇 19章3節

               昼は昼に語り伝え 夜は夜に知識を送る。話すことも、語ることもなく 声は聞こえなくても 

               その響きは全地に その言葉は世界の果てに向かう。
       
               ※平和を語ることが難しい時代になりました。神さま、語れる時に勇気を、深い沈黙の中でも、真実を求め続ける熱意を

                 与えてください。


★ 今週のテーマ 「平和をつくる人」 

 ★ 8月 8日(土)  フィリピの信徒への手紙 4章12~13節

               貧しく暮らすすべも 、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足

               していても、いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。私を強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべて

               が可能です。

        
               ※日本で一年を過ごした留学生が下さったみ言葉です。どこにいても、神の愛は同じなのだと教えてくれました。これも

                 平和の恵みです。

 ★ 8月 7日(金)  エフェソの信徒への手紙 2章19~20節

               あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、使徒や預言者という土台の

               上に建てられています。
        
               ※誰が国家を線引きし、民族を分けたのでしょうか。私たちに必要なのは。分類することよりも、つながる力なのだと思
        
                 います。

 ★ 8月 6日(木)  ルカによる福音書 7章9節

               「言っておくが、イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。」
        
               ※異国との交流はこわいものです。しかし、驚くような知恵や生き方もそこに隠されています。


 ★ 8月 5日(水)  申命記 24章21節

               ぶどうの取り入れをするときは、後で摘み尽くしてはならない。それは、寄留者、孤児、寡婦のものとしなさい。
        
               ※豊かに与えられたのは分けるためです。分ける心を持てばさらに豊かになるでしょう。


 ★ 8月 4日(火)  出エジプト記 23章9節

               あなたは寄留者を虐げてはならない。あなたたちは寄留者の気持ちを知っている。
        
               ※外国人労働者、国際結婚の家族家庭、留学生に旅行者。一人一人を大切にすることが平和を生み出す種になります。

 ★ 8月 3日(月)  ゼカリヤ書 8章12節

               平和の種が蒔かれ、ぶどうの木は実を結び、大地は収穫をもたらし、天は露をくだす。
    
               ※私たちが平和の種です。多くの人と出会い、多くの気持ちを知り、多くの平和の実を結ぶためです。



★ 今週のテーマ 「見よ、苦しむ人よ」 

 ★ 8月 1日(土)  ペトロの手紙第1 4章19節

               だから、神の御心によって苦しみを受ける人は、善い行いをし続けて、真実であられる創造主に自分の魂をゆだねなさ

               い。

               ※自分を責め、他人をも責めては苦しいだけ。疑いの気持ちは暗いものだが,良いことをすれば、心の窓に光が訪れる。