聖句配信  毎日「神」聞 3月) 


                     ※は森嶋牧師のコメントです



★ 今週のテーマ 「最後に残した7つの言葉」 受難節に入りました。十字架への道を辿りましょう。


      ★ 3月31日(火) ルカによる福音書 23章43節

                「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる。」

                    ※十字架の上で苦しみながら、苦痛のその先を見ているイエスさま。大きな苦しみが和解を生むために。

      ★ 3月30日(月) ルカによる福音書 23章34節

                「父よ、彼らをお赦し下さい。自分が何をしているのか知らないのです。」

                    ※何のために生まれ、何をなすべきかをまだ知らない。その私のためにイエスさまは祈ってくださっている。



★ 今週のテーマ 「かわいい息子を 

      

      ★ 3月28日(土) ヨハネの手紙Ⅰ 4章9節

                神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。

                ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。

                    ※この命は与えられたもの。その感謝がいつも内にあるように覚えたい。


      ★ 3月27日(金) ヨハネによる福音書 3章16節

                 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を愛する信じる者が

                 一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

                     ※「世」とは自分中心の世界。愛はその中心を変えるのです。


      ★ 3月26日(木) ルカによる福音書 20章13節

                そこで、ぶどう園の主人は言った。『どうしようか。私の愛する息子を送ってみよう。

                この子ならたぶん敬ってくれるだろう。』 

                    ※神さまも同じ思いだったのだろうか。見失った私たちのためにそこまでしてくださるのだろうか。

                    

       ★ 3月25日(水) ゼカリヤ書 12章10節

                 独り子を失ったように嘆き、初子の死を悲しむように悲しむ。

                     ※神さまから見れば、十字架はわが子のことであり、その悲しみの上に私たちの命は生きている。


      ★ 3月24日(火) 箴言 4章3節

                わたしも父にとっては息子であり 母のもとでは、いとけない独り子であった。

                    ※独り子イエスが世界に来られたのは、神さまが私たちをも子どもとして愛しておられるからなのです。

                    

      ★ 3月23日(月)   創世記22章12節

                「あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。あなたは、

                 自分の独り子である息子すら、私にささげるげることを惜しまなかった。」          

                    ※神さまの信頼は必ず答えがある。一人の人間の行動が、全世界の救いのために神の子イエスを捧げる愛をうんだ。



★ 今週のテーマ 「光に照らされて」


      ★ 3月21日(土) コリントの信徒への手紙Ⅰ15章43節

                蒔かれるときは卑しいものでも、輝かしいものに復活し、蒔かれるときには弱いものでも、

                力強いものに復活するのです。

                    ※与えられた言葉を保ち、深め、行っていくときに力になる。


      ★ 3月20日(金) ヨハネによる福音書 1章5節

                光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。

                    ※見なかったことにする方が楽なのだが、理解する努力を失った時から関係は暗くなる。

      ★ 3月19日(木) マタイによる福音書 5章16節

                あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、

                あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。

                    ※私が輝くためではなく、命をくださった神さまに返すように生きたい。


      ★ 3月18日(水) 箴言 19章11節

                成功する人は忍耐する人、背きを赦すことは人に輝きをそえる。

                    ※できない辛さを知っているから、赦すことで互いの重荷を下ろすことができる。


      ★ 3月17日(火) 詩編 50編23節

                告白をいけにえとしてささげる人は わたしを栄光に輝かすであろう。

                    ※神さまの光は、弱いものを強く、低くされるものを高める。


      ★ 3月16日(月) ヨブ記37章21節

                今、光は見えないが それは雲のかなたで輝いている。

                    ※雨雲の上で太陽が輝いているように、暗雲の日にも神の目は注がれている。


★ 今週のテーマ 「自分を捨てて」


      ★ 3月14日(土) エフェソの信徒への手紙 5章2節

                キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとして

                わたしたちのために神に捧げてくださったように、あなたがたも愛によって歩みなさい。

                    ※十字架においてキリストは命を捨てたのではなく、ささげたのです。奪われたのではなく、与えたのです。


      ★ 3月13日(金) コロサイの信徒への手紙3章9節

                古い人をその行いと共に脱ぎ捨て、造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、

                真の知識に達するのです。

                    ※変えられることを変える勇気と、変えられないことを受け入れる優しさと、それを見分ける知恵を与えてください。


      ★ 3月12日(木) ルカによる福音書 9章23節

                「わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、

                わたしに従いなさい。」(イエスさまの言葉)

                    ※自分を見捨てるのではなく、「日々」の生活の中で、自分中心の考えを捨てさせてください。

      ★ 3月11日(水) 箴言28章13節

                罪を隠している者は栄えない。告白して罪を捨てる者は憐みを受ける。

                    ※私という罪の姿を認めることの難しさ、恥ずかしさを神さまの御手に委ねたい。


      ★ 3月10日(火) 詩編 46編11節


                「力を捨てよ、知れ わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。」 

                    ※「自分はできる」と言うより、「できない」と言うことから始める時に神さまの力は働く。

      

      ★ 3月 9日(月) 申命記 31章6節

                あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる。あなたを見放すことも、見捨てられることもない。

                    ※神さまが私のことをよく見ていてくださるから、私は誰かのために尽くすことができるのです。



★ 今週のテーマ 「十字架を背負った人たち」


      ★ 3月 7日(土) ヨハネの手紙Ⅰ 5章4節

                神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、

                それはわたしたちの信仰です。    

                    ※現実に負けたと感じる人たちに十字架は語る。信じている間は、まだ、負けていない。       

                     

      ★ 3月 6日(金) ヨハネによる福音書 16章33節

                あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。

                    ※勝利を望み、勇みて進まん、大地を踏みしめて。ああ、その日を信じて我らは進まん。

                         讃美歌「勝利をのぞみ」歌詞より


      ★ 3月 5日(木) ローマの信徒への手紙5章3~4

                わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を

                生むということを。

                    ※苦しみを、「産みの苦しみ」に変える人は幸いです。その人の目から光を奪うことはできない。

      ★ 3月 4日(水) 哀歌 3章19~21節      

               苦渋と欠乏の中で 貧しくさすらったときのことを 決して忘れず、覚えているからこそ

               わたしの魂は沈み込んでいても 再び心を励まし、なお待ち望む。

                    ※ひとりひとりの十字架がある。乗り越えて着た道があり、突き進む道が与えられる。                    


       ★ 3月 3日(火)詩編 119編75節

                主よ、あなたの裁きが正しいことを わたしは知っています。

                わたしを苦しめられたのは あなたのまことのゆえです。

                    ※避けて通りたいと思いつつ、ぶつからないと分からないこともあると知っている。


      ★ 3月 2日(月) イザヤ書 53章4節

                彼が担ったのはわたしたちの病 彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに 

                わたしたちは思っていた 

                神の手にかかり、打たれたから 彼は苦しんでいるのだ、と。

                     ※目に見えない苦しみがある。無関心が引き起こす大きな痛みが、身近にある。