聖句配信  毎日「神」聞 (10月) 

                     

                      ※は森嶋牧師のコメントです


★ 今週のテーマ 「ことばから生まれる」


★ 10月31日(土) コリントの信徒への手紙Ⅱ 1章18節

             神は真実な方です。だから、あなたがたに向けたわたしたちの言葉は、「然り」であると同時に「否」であるというものではあ

              りません。

             ※祈りの最後に「アーメン」と言う。それは「然り」、「その通りです」と言う意味である。人生の最後に、全てを振り返って、た

               だ一言、そう語りたい。



★ 10月30日(金) ローマの信徒への手紙 10章8節

             「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。」これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なので

              す。

             ※御言葉が遠いと感じることがある。何度読んでも分からないことがある。ふと、その意味深さに気付くことがある。一生を

               通して学ぶものに出会えることは価値あること。   


★ 10月29日(木) ヨハネによる福音書 1章1節

             初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。

             ※数多くある言葉の中でも、大切な「言(ことば)」はわずか。その時に、その人に、必要なものを祈りの中で神様に教えて

               いただこう。


★ 10月28日(水) 箴言 15章23節

             正しく答える人には喜びがある。時宜にかなった言葉はいかに良いものか。

             ※生きる中で「なぜ」と問うことがある。でも、生きるとは、答えることでもある。いつも、神さまに呼びかけられているのだか


               ら。


★ 10月27日(火) 申命記 8章3節

             人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった

             ※人間には2つの胃袋がある。お腹が満たされることと、心が満たされること。神様の言葉は、傷口からしみ込んで、その

               命を変える。



★ 10月26日(月) 創世記 1章3節

             神は言われた。「光あれ」こうして光があった。

             ※聖書は神様が言葉を使って世界を造ったと語る。人間には同じ事は出来ないが、希望の光を与える言葉は内に持ってい

             る。



★ 今週のテーマ 「比べられないもの」


★ 10月24日(土) コリントの信徒への手紙Ⅰ 15章41節

             太陽の輝き、月の輝き、星の輝きがあって、それぞれ違いますし、星と星との間の輝きにも違いがあります。

             ※輝きは違って全ては命を照らすものである。人もまた、違うように見えて、神の愛を照らす光を同じく放っている。


★ 10月23日(金) コリントの信徒への手紙Ⅱ 12章9節

             主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリス

             トの力がわたしの内に宿るように。むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。

             ※幸せの青い鳥のように、大切なものは身近にある。神の恵みは今、わたしを支えている。


★ 10月22日(木) ルカによる福音書 19章21節

             「あなたは預けないものも取り立て、蒔かないものも刈り取られる厳しい方なので、恐ろしかったのです。」

             ※私たちは見落としているのかもしれない。確かに、神から受けたものがあったものを。


★ 10月21日(水) ヨブ記 33章6節

             神の前では、わたしもあなたと同じように 土から取られたひとかけらのものにすぎない。

             ※子どもでさえ自分の強さを誇ろうとするが、神の目に映るのはみな同じ弱い人間の姿である。


★ 10月20日(火) 申命記 5章14節

             七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。あなたも、息子も、娘も、男女の奴隷も、

             牛、ろばなどすべての家畜も、あなたの町の門の中に寄留する人々も同様である。

             ※人間は分別を付けて序列を考えるが、神の前ではすべてが同じである。


★ 10月19日(月) 創世記 37章4節

             兄たちは、父がどの兄弟よりもヨセフをかわいがるのを見て、ヨセフを憎み、穏やかに話すこともできなかった。

             ※生まれる順番が愛される順番ではない。命を比べる時に、人は人間らしさを失っている。



★ 今週のテーマ 「いつまでも愛されて(敬老祝福)」 

★ 10月10日(土) ヨハネの手紙1 4章18節

             愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。なぜなら、恐れは罰を伴い、恐れる者には愛が全うされていない
 
             からです。

             ※恐れる姿は、周りをも恐れさせます。静かに待つ姿は、安心を与えます。キリストの十字架がそれを教えています。

★ 10月 9日(金) コリントの信徒への手紙1 13章13節

             それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。

             ※齢を重ねるからこそ、語れることがある。だいじょうぶ、だいじょうぶ。その言葉で人は育つ。

★ 10月 8日(木) フィレモンの手紙 1章9節

             むしろ愛に訴えてお願いします。年老いて、今はまた、キリスト・イエスの囚人となっている、このパウロが。

             ※人は色々なものに頼ります。知識、力、権威、金。年老いては、愛が最後の手段になります。


★ 10月 7日(水) 箴言 16章31~32節

             白髪は輝く冠、神に従う道に見いだされる。忍耐は力の強さにまさる。自制の力は町を占領するにまさる。

             ※生きるとは忍耐です。何よりも自分の弱さと戦うことです。それを貫くのは信じる力だと思います。


★ 10月 6日(火) イザヤ書 46章4節

             わたしはあなたたちの老いる日まで 白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負

              い、救い出す。

             ※幼きは書を担い、若きは悩みを担い、老いて自らを担う。しかし、一人ではない。共に神がおられる。


★ 10月 5日(月) 詩篇 103章5節

             長らえる限り良いものに満ち足らせ 鷲のような若さを新たにしてくださる。

             ※命を頂き、年をも頂く。老いることを楽しみ、体を心で支える術は神さまから与えられた恵み。


★ 今週のテーマ 「持つ者と持たない者」 

★ 10月 3日(土) ヨハネの手紙1 4章20節

             目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することはできません。

             ※実は、この世界に持つ者と持たない者がいるのではなく、共に生きる者しかいないのです。互いを必要とする時に神は

               その間に立っておられる。


★ 10月 2日(金) ヤコブの手紙 2章5節

             神は世の貧しい人たちをあえて選んで、信仰に富ませ、御自身を愛する者に約束された国を、受け継ぐ者となさったでは

             ありませんか。

             ※世界の目はこう見る。物質を持つ者と持たない者がいると。神の目はこう見る。信仰を持たない者と持つ者がいると。


★ 10月 1日(木) ルカによる福音書 16章20~21節

             この金持ちの門前に、ラザロというできものだらけの貧しい人が横たわり、その食卓から落ちる物で腹を満たしたいものだ

             と思っていた。

             ※ラザロは貧しかった。しかし、ラザロ(神の助け)と言う名にふさわしく生きた。彼の心は信頼で満たされていた。