聖句配信  毎日「神」聞 (9月)  

                                                                
                               ※は森嶋牧師のコメントです


★ 今週のテーマ 「無に帰するとも」 


      ★ 10月 4日(土) コリントの信徒への手紙U 8章9節               

                主は豊かであったのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、主の貧しさによって、

                あなたがたが豊かになるためだったのです。

                    ※損することと得すること。十字架の前でそれはひっくり返る。


      ★ 10月 3日(金) ヨハネによる福音書 3章16節

                神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。

                    ※神さまの思いは深い。どれほど、私たちを思っているかを、私たちは知らない。


      ★ 10月 2日(木) マルコによる福音書 14章3節

                一人の女が、純粋で非常に高価なナルドの香油の入った石膏の壺を持って来て、それを壊し、

                香油をイエスの頭に注ぎかけた。

                    ※多くの場合、愛情は相手に上手く届かない。それでも、無になることを恐れない。


      ★ 10月 1日(水) マラキ書 3章10節

                わたしを試してみよと 万軍の主は言われる。必ず、わたしはあなたたちのために 

                天の窓を開き 祝福を限りなく注ぐであろう。  

                    ※神さまに向けてすることで無駄になることはない。天の窓は開いている。


      ★ 9月30日(火) ヨブ記 1章5節

                ヨブは・・・、朝早くから彼らの数に相当するいけにえをささげた。

                「息子たちが罪を犯し、心の中で神を呪ったかもしれない」と思ったからである。

                    ※いけにえは無駄になったかもしれないが、そこにヨブの気持ちが表れている。


      ★ 9月29日(月) コヘレトの言葉 11章1節

                あなたのパンを水に浮かべて流すがよい。月日がたってから、それを見いだすだろう。

                    ※無駄になることを嫌う時代。その無駄なことが時に成長には必要になる。



★ 今週のテーマ 「あなたがいて、わたしがいる」 (敬老祝福)


      ★ 9月27日(土) ヨハネの手紙U 1章4節

                あなたの子供たちの中に、わたしたちが御父から受けた掟どおりに、

                真理に歩んでいる人がいるのを知って、大変うれしく思いました。

                    ※あなたがいて、わたしがいる。神さまの前で私たちは互いの存在に気付きます。


      ★ 9月26日(金) コリントの信徒への手紙T 2章12節

                わたしたちは、世の霊ではなく、神からの霊を受けました。それでわたしたちは、

                神から恵みとして与えられたものを知るようになったのです。

                    ※受けたものを与えていく。生きることの基本であり、神さまが下さった知恵なのです。


      ★ 9月25日(木) マタイによる福音書 10章39節

                自分の命を得ようとする者は、それを失い、わたしのために命を失う者は、

                かえってそれを得るのである。

                    ※信仰の先輩方は、命をささげるように、神と人に仕えてこられた。今ある恵みは、その実りなのである。


      ★ 9月24日(水) 詩編 36編10節

                命の泉はあなたにあり あなたの光に、わたしたちは光を見る。

                    ※泉が湧いてあふれるように、あなたからわたしに受け継がれる。命も、魂も。


      ★ 9月23日(火) 民数記 20章26節

                アロンの衣を脱がせ、その子エルアザルに着せなさい。アロンはそこで死に、先祖の列に加えられる。

                    ※命は親から子、子から孫へとつながる。祖父がいて、わたしがいる。祖母がいて、わたしがいる。


      ★ 9月22日(月) 創世記 2章7節

                主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。

                    ※私たちは1つの命から始まった。命のバトンを手渡し、その温もりを残しながら今この手にある。



★ 今週のテーマ 「気が付けば近くにいて」    


      ★ 9月20日(土) コリントの信徒への手紙13章4節

                愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。

                    ※うっとおしくて、何かとじゃまになって、それでもすごく近くにいる、愛の姿は忍の一文字。


      ★ 9月19日(金) ローマの信徒への手紙 13章11節

                今や、わたしたちが信仰に入ったころよりも、救いは近づいているからです。

                    ※日進月歩のように、私は成長できていない。だから、救いの方が近づいて来ている。


      ★ 9月18日(木) マタイによる福音書 4章17節

                そのときから、イエスは、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣べ伝え始められた。

                    ※天の国は遠いようで、近くにある。悔い改める心に平安が与えられるから。



      ★ 9月17日(水) 詩編 119編151節

                主よ、あなたは近くいてくださいます。あなたの戒めはすべて真実です。

                    ※厳しい言葉にも真実があり、近くにいるからこそ、言ってくださるのだろう。


      ★ 9月16日(火) 申命記 30章14節

                御言葉はあなたのごく近くにあり、あなたの口と心にあるのだから、それを行うことができる。

                    ※神さまの手を動かすために祈るのではなく、神さまの手になるように祈りたい。



★ 今週のテーマ 「地のはてにまでも」

      ★ 9月13日(土) 使徒言行録 13章47節

                『わたしは、あなたを異邦人の光と定めた、あなたが、地の果てにまでも 救いをもたらすために。』

                    ※見える部分によって判断するより、見えない部分を信じることで、人は人を知ることができる。


      ★ 9月12日(金) フィリピの信徒への手紙 1章14節

                主に結ばれた兄弟たちの中で多くの者が、わたしの捕らわれているのを見て確信を得、

                恐れることなくますます勇敢に、御言葉を語るようになったのです。

                    ※恐れは私たちから自由を奪う。体の自由を失っても、神さまの言葉は勇気をくださる。


      ★ 9月11日(木) マルコによる福音書 7章36節

                イエスは人々に、だれにもこのことを話してはいけない、と口止めをされた。

                しかし、イエスが口止めをされればされるほど、人々はかえってますます言い広めた。

                    ※私たちには人とつながりたい願望がある。十字架は、そのつながりの結び目です。


      ★ 9月10日(水) 詩編 37編26節

                生涯 憐れんで貸し与えた人には  祝福がその子孫に及ぶ 

                    ※憐れむ人は痛みの重さを知っている。神さまの祝福は、痛み人に寄り添って広がる。


      ★ 9月 9日(火) イザヤ書 40章28節

                地の果てに及ぶすべてのものの造り主。倦むことなく、疲れることなく その英知は究めがたい。

                    ※同じ神さまに造られたからこそ、祈りは違いを超えて共有され、神さまの思いに近づく。

      

      ★ 9月 8日(月) 創世記 28章14節

                あなたの子孫は大地の砂粒のように多くなり、西へ、東へ、北へ、南へと広がっていくであろう。

                    ※どのような人間であろうと、神さまに祝福されている。感謝と喜びが生きる力を押し広げる。



★ 今週のテーマ 「正義の節穴」


      ★ 9月 6日(土) コリントの信徒への手紙U 4章18節

                わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。

                見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。

                    ※正義には節穴がある。完全な正義がないからこそ、見えないものを積み上げるように、

                     私たちは互いにゆずりあえる。


      ★ 9月 5日(金) ヨハネの手紙T 4章20節

                目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。

                    ※人を傷つける正義、自分だけを守る正義。その正義はつながりを断ち、真実を見失う。


      ★ 9月 4日(木) マタイによる福音書 9章13節

                わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。

                    ※大切なのは、自らの不十分を知る十分であり、我が身の不正を知る正しさなのである。


      ★ 9月 3日(水) (口語訳)伝道の書 7章16節

                あなたは義に過ぎてはならない。また賢きに過ぎてはならない。

                あなたはどうして自分を滅ぼしてよかろうか。

                    ※正しすぎても、賢すぎても苦労する。行き過ぎた正義は身を滅ぼす。


      ★ 9月 2日(火) ヨナ書 4章4節

                主は言われた。「お前は怒るが、それは正しいことか。」

                    ※自分が正しいと思えば怒りはふくらむ。自分の節穴に気付けば、そこから怒りは静まる。


      ★ 9月 1日(月) 詩編 116編5節

                主は憐れみ深く、正義を行われる。わたしたちの神は情け深い。

                    ※正義ばかりを求めると見失うものがある。憐れみがあってこそ、正義は輝く。