聖句配信  毎日「神」聞 (8月)  

                         
             《 8月は平和月間です。平和を覚えて祈りましょう。 》       
                                

                                 ※は森嶋牧師のコメントです 



★ 今週のテーマ 「悩みよ、さらば」

      

      ★ 8月30日(土) ペトロの手紙T 5章7節

                思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていて

                くださるからです。

                    ※眠りにつく時、頭の中を全て神さまに渡そう。そうして、明日は与えられる。


      ★ 8月29日(金) ローマの信徒への手紙 8章6節

                肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。

                    ※自分のことだけで悩む人は孤独だが、他者のことで悩む人には多くの知恵が与えられる。


      ★ 8月28日(木) マタイによる福音書 6章34節

                だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。

                その日の苦労は、その日だけで十分である。

                    ※昨日の失敗を思い出して悩み、明日の準備に不安でなげく。今日をゆるされて生きている人は少ない。


      ★ 8月27日(水) イザヤ書 60章20節

                あなたの太陽は再び沈むことなく あなたの月は欠けることがない。

                主があなたの永遠の光となり あなたの嘆きの日々は終わる。

                    ※終わらないトンネルはなく、出られない迷路はない。確かに私たちを導く光は助けてくださる。

                  


      ★ 8月26日(火) 詩編 37編7節

                沈黙して主にむかい 主を待ち焦がれよ。

                繁栄の道を行く者や 悪だくみをする者のことでいら立つな。

                    ※あの人に私はなれないし、あの人も私にはなれない。私なりの生き方を神さまは与えてくださる。


      ★ 8月25日(月) コヘレトの言葉1章18節

                知恵が深まれば悩みも深まり 知識が増せば痛みも増す

                    ※学ぶことは矛盾を知ることであり、体験することは不条理を知ることなのです。



★ 今週のテーマ 「平和の味」


      ★ 8月23日(土) マルコによる福音書 9章50節

                自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。

                    ※少量の塩で料理全体はまとまる。1人でも、優しさを持てば周りに平和がくる。


      ★ 8月22日(金) ペトロの手紙T 3章9節

                悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報いてはなりません。かえって祝福を祈りなさい。

                祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです。

                    ※悪意は炎のように広がりやすい。祈りによって、小さいうちに気付きたい。


      ★ 8月21日(木) ルカによる福音書 14章13節 

                宴会を催すときには、むしろ、貧しい人、身体の不自由な人、足の不自由な人、目の見えない人を招きなさい。

                    ※弱い人が招かれている社会は平和だ。強さにおぼれる社会は戦いに飢える。

     

      ★ 8月20日(水) イザヤ書 11章6節

                狼は小羊と共に宿り 豹は子山羊と共に伏す。講師は若獅子と共に育ち 

                小さい子供がそれらを導く。

                    ※理想の世界を笑う人がいる。平和とは現実に抵抗することであり、理想はその原動力なのだ。

      ★ 8月19日(火) 箴言 12章20節

                悪を耕す者の心には裏切りがある。平和を勧める人の心には喜びがある。

                    ※神さまは、小さなことでも悪いことを喜ばず、小さいことでも良いことを愛される。    

                 

      ★ 8月18日(月) 申命記 12章7節

                あなたたちの神、主の御前で家族と共に食べ、あなたたちの手の働きをすべて喜び祝いなさい。

                    ※平和の食卓を囲もう。感謝こそ、最高の味付け。見えない犠牲を忘れないために。




★ 今週のテーマ 「共通を共痛に」


      ★ 8月16日(土) コリントの信徒への手紙T 12章26節

                一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、

                すべての部分が共に喜ぶのです。

                    ※小指の痛みは全身の痛み。痛みによってこそ互いを理解し、共痛の友を得る。


      ★ 8月15日(金) ペトロの手紙T 4章10節

                神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。

                    ※才能だけが賜物でしょうか。病気も、けがも、不幸でさえ、互いに支え合う力として与えられているのかもしれません。


      ★ 8月14日(木) ヤコブの手紙 4章9節

                悲しみ、嘆き、泣きなさい。笑いを悲しみに変え、喜びを憂いに変えなさい。

                    ※痛みには、人を遠ざけるのと同じくらい、人を近づける力が隠されている。


      ★ 8月13日(水) 申命記 16章11節

                あなたのもとにいる寄留者、孤児、寡婦などと共に喜び祝いなさい。

                    ※楽しみを分け与えることより、痛みを分け合う方が幸せに近い。


      ★ 8月12日(火) 詩編 22編12節

                わたしを遠く離れないでください。苦難が近づき、助けてくれる者はいないのです。

                 ※痛みは人を遠ざけ、悩みは孤独になりやすい。共感する力を捨てる時に、人間らしさも失っている。

                  

      ★ 8月11日(月) コヘレトの言葉 4章9節

              ひとりよりもふたりが良い。共に労苦すれば、その報いは良い。

                  ※1つの痛みがあったとしても、共に苦しむ人がいれば、苦しみは報いられる。



★ 今週のテーマ 「平和と祈り」


      ★ 8月 9日(土) フィリピの信徒への手紙 4章9節

                わたしから学んだこと、受けたこと、わたしについて聞いたこと、見たことを実行しなさい。

                そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます。

                    ※難しいことを考えず、「わたしを平和の道具にしてください」と、神さまに祈りましょう。


      ★ 8月 8日(金) エフェソの信徒への手紙4章18節

                知性は暗くなり、彼らの中にある無知とその心のかたくなさのために、神の命から遠く離れています。

                    ※「命どぅ宝の家」の壁に書かれている。「平和の最大の無関心にある。戦争の最大の友も無関心である。」

                    「命どぅ宝の家」とは、沖縄にある反戦資料館。「命どぅ宝(ちぬ どぅ たから」とは、沖縄での反戦運動に使われた合言葉。

                    「命こそ宝」の意味。



      ★ 8月 7日(木) ヨハネによる福音書 14章27節

                わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように

                与えるのではない。

                    ※世間は言います。何事にも犠牲は必要だと。その犠牲に自分は入らないと言わんばかりに。


       ★ 8月 6日(水) イザヤ書 38章17節

                見よ、わたしの受けた苦痛は 平和のためにほかならない。

                    ※平和の足元で犠牲になっている人がいます。私の知らない人、知らない場所で。


      ★ 8月 5日(火) 詩編 85編9節

                主は平和を宣言されます 御自分の民に、主の慈しみに生きる人々に

                彼らが愚かなふるまいに戻らないように。

                    ※平和の土台には必ず悔い改めと犠牲があります。キリストの十字架は、その犠牲の始まりであり、記憶のシンボルなのです。


      ★ 8月 4日(月) サムエル記上 25章6節

                『あなたに平和、あなたの家に平和、あなたのものすべてに平和がありますように。』

                    ※平和は広がる力を持っている。その心を満たし、他者を動かし、様々な関係に調和を与える。



★ 今週のテーマ 「祈りの家」


      ★ 8月 2日(土) ヤコブの手紙 5章16節

                主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。

                    ※私たちが互いに祈り合うことで力は生まれます。祈りは神と人、人と人をつなげて、大きな希望へとふくらみます。


      ★ 8月 1日(金) ローマの信徒への手紙 8章26節

                わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、”霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって

                執り成してくださるからです。

                    ※祈りが祈りにならないことがあります。言葉にならないうめきのような気持ちを神さまに知ってもらいましょう。