聖句配信 毎日「神」聞 (2月)
※は森嶋牧師のコメントです
★ 今週のテーマ 「旅人の宿〜世界祈祷日」
★ 3月 2日(土) 使徒言行録22:6
旅を続けてダマスコに近づいたときのこと、真昼ごろ、突然、天から強い光が
わたしの周りを照らしました。
※パウロは、旅で生きる姿勢を180度変えました。多くの出会いによって見え方が変わる瞬間があります。
★ 3月 1日(金) ローマの信徒への手紙12:13 世界祈祷日
聖なる者たちの貧しさを自分のものとして彼らを助け、旅人をもてなすよう努めなさい。
※主は、思わぬ格好で私たちの前を通り過ぎる。貧しく、汚れて、痛々しい姿で。
★ 2月28日(木) マタイによる福音書25:14
天の国はまた次のようにたとえられる。ある人が旅行に出かけるとき、僕たちを呼んで、
自分の財産を預けた。
※何かを置き忘れて生まれたのではなく、何かを預かって生まれてきた。
★ 2月27日(水) エレミヤ書14:8
イスラエルの希望、苦難のときの救い主よ。なぜあなたは、この地に身を寄せている人
宿を求める旅人のようになっておられるのか。
※神さまも旅をする。弱い人のところに、寂しい人のところに、私たちが目を向けないところに。
★ 2月26日(火) 申命記1:31
あなたたちがこの所に来るまでたどった旅の間中も、あなたの神、主は父が子を背負うように、
あなたを背負ってくださったのを見た。
※大きくなっても、背負われることがある。歩きたくない時、行く先が分からない時、キリストは静かに
背を広げている。
★ 2月25日(月) 創世記12:4
アブラムは、主の言葉に従って旅立った。ロトも共に行った。
アブラムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。
※75歳で新しいスタートを切った人がいた。信じる旅に年齢は関係ないのだろう。神さまがその人の杖だから。
★ 今週のテーマ 「信の芯を深める」
★ 2月23日(土) コリントの信徒への手紙T10:13
神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、
試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。
※信じることの強さとは、耐える力とともに、そこから脱出する知恵が必ず与えられるということに尽きます。
★ 2月22日(金) ペトロの手紙T4:12
愛する人たち、あなたがたを試みるために身にふりかかる火のような試練を、
何か思いがけないことが生じたかのように、驚き怪しんではなりません。
※聖書の学びは避難訓練でもあります。何を持って、どこを通り、どこに集まるのか。そう思うと、
一つ一つの言葉が重くなります。
★ 2月21日(木) マタイによる福音書13:22
茨の中に蒔かれたものとは、御言葉を聞くが、世の思い煩いや富の誘惑が御言葉を覆いふさいで、
実らない人である。
※悪意の出ない人はいません。だから、日々、神の手で心の草むしりをして頂くのです。
★ 2月20日(水) コヘレトの言葉3:18
神が人間を試されるのは、人間に、自分も動物にすぎないということを見極めさせるためだ、と。
※聖人も義人も堕ちるのです。そうして、下から神を仰ぐ心を教えてくださるのでしょう。
★ 2月19日(火) 申命記8:2
こうして主はあなたを苦しめて試し、あなたの心にあること、すなわち御自分の戒めを
守るかどうかを知ろうとされた。
※危機の中に、「機」を見出す力がない限り成長は起こりません。痛みと、痛みの意味とは異なるのです。
★ 2月18日(月) 創世記3:1
最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。「園のどの木からも食べてはいけない、
などと神は言われたのか。」
※賢い人からすれば、信仰は愚かに見えるでしょう。でも、命を尊くするのは信仰です。
★ 今週のテーマ 「旅友ー渡る世間はー」
★ 2月16日(土) ローマの信徒への手紙16:3
キリスト・イエスに結ばれてわたしの協力者となっている、プリスカとアキラによろしく。
※パウロは手紙の最後に、出会った人々に挨拶しています。私も、最後に「よろしく」と言える人たちを今、
覚えておきたい。
★ 2月15日(金) マルコによる福音書12:34
イエスは律法学者が適切な答えをしたのを見て、「あなたは、神の国から遠くない」と言われた。
もはや、あえて質問する者はなかった。
※わずかでも、イエスさまの福音を理解した律法学者もいました。この人のために、多くの人に憎まれながら
議論をしたのでしょうか、主よ。
★ 2月14日(木) ルカによる福音書10:33〜34
あるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、
包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。
※渡る世間は鬼ばかりの時代もありました。でも、鬼だと避けていた人にもやさしさはあるはず。
★ 2月13日(水) エレミヤ書14:8
イスラエルの希望、苦難のときの救い主よ。なぜあなたは、この地に身を寄せている人
宿を求める旅人のようになっておられるのか。
※神さまもこの世をさまよい歩いている。道に迷ったのではなく、道に迷った人を探すため。
★ 2月12日(火) 申命記1:31
また荒れ野でも、あなたたちがこの所に来るまでたどった旅の間中も、あなたの神、
主は父が子を背負うように、あなたを背負ってくださったのを見た。
※通らなければならない道があり、渡らなければならない世間がある。問題は、一人か、二人なのか。
★ 2月11日(月) ヨブ記40:6
主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。
※人生は航海にたとえられる。航海に嵐はつきもの。嵐の中にある神の助けも、また、然り。
★ 今週のテーマ 「やさしさは広がって」
★ 2月9日(土) ルカによる福音書6:36
あなたがたの父が憐み深いように、あなたがたも憐み深い者となりなさい。
※神さまの一つ一つの優しさを思い出し、それを行う力を与えてください。世界が少しでもやさしくなるように。
★ 2月 8日(金) ペトロの手紙T2:10
あなたがたは、「かつては神の民ではなかったが、今は神の民であり、
憐みを受けなかったが、今は憐みを受けている」のです。
※かつてとは、罪を背負っていた時であり、今はそれが赦された時です。今日も感謝です。
★ 2月 7日(木) マルコによる福音書6:34
イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、
いろいろと教え始められた。
※私たちは、飼い主のいない羊のようです。一匹、一匹、探し出され、集められてきたのです。
★ 2月 6日(水) イザヤ書54:7
わずかの間、わたしはあなたを捨てたが 深い憐れみをもってわたしはあなたを引き寄せる。
※捨てられても、神さまの手から遠く離れることはない。どれほど怒っても、思い直すやさしさがある。
★ 2月 5日(火) 詩編103:13
父がその子を憐れむように 主は主を畏れる人を憐れんでくださる。
※どんなに出来の悪い子でも、わが子を思わない親はいない。悪いほどに、心配もしてくださる。
★ 2月 4日(月) 申命記4:31
あなたの神、主は憐み深い神であり、あなたを見捨てることも滅ぼすことも、あなたの先祖に
誓われた契約を忘れられることもないからである。
※神さまのやさしさは時代を超える。愛した人の子も、孫も、全て包まれる。そのやさしさに私たちも入っている。